紛争の内容
石材の加工及び販売業を営む会社から法人破産のご依頼をいただきました。
この会社は、新型コロナウイルスの影響を受けて、お墓の石の注文や、行政からの注文が減り、業績が悪化し、資金繰りが苦しくなりました。
仕入れのための債務が多くあり、従業員もいる状況での相談でした。
社長から詳細に事情を聴き取り、問題点を報告書にまとめ、法人破産申立を行いました。
交渉・調停・訴訟等の経過
裁判所より、破産管財人が選任されました。
破産管財人の調査によっても新たな財産もなく、荒れる債権者もいなかったため、順調に換価が進みました。
本事例の結末
債権の数パーセントが配当されました。
本事例に学ぶこと
会社の破産では、事前にどれだけ整理できるかで、その後スムーズに進むかが決まります。
当事務所は整理を得意としているのでお任せください。
弁護士 申 景秀